「さあ、やるぞ!」と意気込み、体の真ん中からやる気がみなぎる感覚を長期間保ったままでいることは大変難しいことです。
時間が経つにつれ、ふつふつと湧き上がるやる気はしぼんでいき、1週間もたたずにいつもの心の状態へ戻っていきます。
だからこそ、良い行動というのは習慣化しなさいと言われるんですね。
習慣化すればモチベーションなんかに頼らなくても自動的に行動できるんです。
習慣化するまでには約2ヵ月
新しいことを取り入れることは、自分が今まで無意識にやってきた生活の中にストレスを与えることと一緒です。
わたしたちの行動の45%、ほぼ半分は習慣として自動的におこなっているものです。
その自動化されている行動を意識的に変え、新しいものを取り入れ、習慣化するには平均して2ヵ月の時間を要します。
脳はゆっくりとした変化が好き
脳はゆっくりとした変化を好みます。
だから「よし、今日からダイエットするぞ!」とか「今月はブログを毎日更新するぞ」と大きな目標をかかげモチベーションだけに頼っていては、挫折したり3日坊主になったりするんですね。
習慣化するためには小さすぎるくらいの目標をたてよ
習慣化するためには目標は小さすぎるくらいに設定しなければなりません。
なるべくゆっくりと脳に変化を与えないといけないからです。
そして、ひたすら続けること。
小さすぎる目標は努力することを必要としませんから、続けるというハードルもかなり低くなります。
わたしの場合、「毎日ブログを更新する」というハードルが大きくストレスを感じているということは、小さすぎる目標をたてるならば、「毎日ブログをチェックする」ということになります。
毎日ブログをチェックするだけなら、1分もかからず終わります。
ブログを更新するのにだいたい1時間から2時間ほどかかっているので、かなりハードルは下がりますね。
こんなんでほんとに目標達成できるのかよと突っ込みたくもなりますが、この変化をきっかけにまた次のステップへ進めるのです。
とりあえず行動するきっかけになる
人はやろうと思っていてもなかなか最初の一歩が踏み出せません。
しかし小さすぎる目標なら、「やる気がない」「怖い」「面倒くさい」など感情に左右されることなくすんなりとエンジンを入れられ、やり始めたらもうちょっとやるかとアクセルを踏むようになります。
まとめ
モチベーションは目標達成には欠かせないものですが、でもそれだけでは続かないということです。
目標達成するためには途中で断念しないように継続する力が必要です。
その継続する力を保つために習慣化が必要なんですね。
小さすぎる習慣(目標)もいずれは大きな習慣(目標)へとつながります。
小さすぎる習慣もバカにはできませんね!
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