戸建ては維持費やメンテナンスの手間がかかります。
5年から20年での周期ではありますが、10万円~100万円単位でメンテナンス費用が発生します。
年間に換算するとだいたい1年で50万円もの金額になるんです。
そこで今回は住宅にかかる費用を少しでもお得にする方法をご紹介します。
(戸建てを購入する際の初期費用ではなく、家を維持管理していく上でかかる維持費をお得にするための方法です)
戸建てだけど少しでもお金の不安を少なくしたい、費用を抑えたいと考えている方は是非最後まで読んでください。
戸建てにかかる維持費とメンテナンス
3,000万円を35年間の住宅ローンで、40年間住み続けることを仮定した場合、戸建てにかかる費用やメンテナンスが一覧となります。
費用の項目 | 費用の発生頻度 | 費用発生時の平均費用 | 生涯金額(概算) |
住宅ローン金利 | 毎月(35年間) | 毎月9,000円くらい | 400万円 |
税金(固定資産税や都市計画税) | 毎年(徐々に減るがずっと払い続ける) | 評価額×1.4% | 300万円 |
外壁塗装・屋根塗装 | 10年~15年に1度 | 120万円~180万円 | 600万円 |
火災保険・地震保険料 | 支払いは毎年(毎月)、5年に1度更新 | 8万円~20万円 | 400万円 |
水回りの修繕・交換 | 10~20年を目安に | 20万円~150万円 | 400万円 |
ざっと見積もっても、住宅ローン3,000万円以外にもこれだけの費用がかかります。
水回りの修繕・交換にはバス・キッチン・トイレ・エコキュートなどがあります。
新築だからとずっと使い続けられるわけではありません。
費用をお得にするための4つの方法
維持費・メンテナンス費用をお得にするための方法として
・住宅ローンの見直しをする
・水回りのメンテナンスはこまめにやる
・火災保険はネットで
・修繕は火災保険を活用する
があります。
方法1:住宅ローンの借入を見直す
住宅ローンの見直しで、200万円近く削減できることもあります。

金利が上昇するというニュースがあるたびに不安になります・・・
モゲチェック住宅ローンの借入の見直しは無料で診断できるので、おすすめです。
今借りている金利が0.6%以上の人は、安くなる可能性があります。
相談までは無料なのでとりあえず相談だけやってみるのがいいと思います。
ただ乗り換えには手数料がかかります。
乗り換え後の支払い+手数料でトータルして今よりお得になるんであれば、乗り換えるべきです。
方法2:水回りはこまめに掃除をする
水回りは、日頃のこまめな掃除が寿命を延ばします。
エコキュートなどは半年くらい周期でこまめに掃除をしないといけません。
YouTubeなどでもやり方を紹介しているところもありますし、設置しているメーカーのホームページでもお掃除の仕方の動画がアップされていますので、チェックしてみて下さい。

うちは新築3年目になりますが、エコキュートの掃除をしないといけないなんて知らなかった・・・・
掃除といっても洗剤を使ってゴシゴシ洗う系ではなく、タンク内の水を一端に全部出して新しい水に入れ替える程度なので、簡単でした。
エコキュートは10年から20年ほどで買い換えの時期がきます。
その買い換えの金額が工事費込みでだいたい40~50万円だそうです。
また、トイレやお風呂も経年劣化により水漏れなどが起こります。
カビや汚れが付着して取れなくなると、衛生的にもよくありません。
日頃の掃除で余計な修繕をしなくてもいいようにしましょう。
しかしながら、水回りは使用頻度が高いためいずれは買い換えの時期を迎えます。
買い換えの際はもちろん複数の販売店を比較検討してから一番お得なところに頼みましょう。
方法3:火災保険はネットでOk
火災保険はネットからでも十分OKです。
販売店を介してしまうと、知らないうちに余計な手数料を払うことになります。
インズウェブでは火災保険の一括比較をしてくれます。
我が家もよく一括比較を利用しています。
比較をして一番我が家にあっているところを選びます。
ちなみに今は楽天損害火災保険に入っています
これはがっつり楽天生活圏にいた時に入った保険ですので、次回更新時は乗り換えを検討中です。
方法4:修繕費用は火災保険を活用する
火災保険は火事の時に使う保険だと思っている方もおおいですが、意外といろんな用途で活用できます。
たとえば、子どもが壁に落書きしたり、
不足な事態で破損した物にまで。
補償内容などにも寄りますが、一度火災保険の契約書を確認してみて下さい
ちなみに我が家は楽天損害火災保険に入っていて、以下のような契約内容です。
(○がついているものだけが補償されています)


地震保険はほとんどお金が下りることがないそうなので、次回更新時は減らしてもいいかなと思っています。
いろいろオプションをつけたいところですが、火災保険は年間で3,000円~8,000円まで抑えたいので、今後優先順位の低いものは思い切って削る方向です。
経年劣化についてはさすがに火災保険は適用されませんが、火災保険で使えるものは忘れず使いましょう!
まとめ
維持費やメンテナンス費用については意外と見落とされてしまいます。
修繕が必要になってからでは、貯金を切り崩さないといけなくなります。
上記の方法を実施してもかかってくる費用は必ずありますので、前もって別途貯蓄をしておきましょう。
耐用年数(使用できる年数)をすぎてもケチってメンテナンスをしないと、逆に大きな費用がかかってしまう場合もあります。
メンテナンス費用は長く住み続けるために必要な経費ですので、
「事前貯蓄」と「費用の比較」と「日頃のメンテナンス」で備えることが大事です。
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