控除が多ければ、天引きされた所得税は戻ってくる額は増えます。
なので、控除が多ければ多いほど節税につながります!
しかし、節税になるからといって節税効果の低いものに余計なお金を使っている場合があります。
今回は、節税効果の低いものや、そもそも無駄なものをご紹介しています。
控除よりも既存の制度を利用するほうがいい場合もありますので、適切に控除が使えてるかどうか是非チェックして、無駄を洗い出しましょう。
【生命保険控除】生命保険に入りすぎ
加入している生命保険のすべての金額が控除されるわけではありません。
節税効果は低く、節税目的で入ってはいけません。(保険屋さんのセールストークには注意!)
子育て世帯で入っておいた方がいい保険を解説しています。保険は常に必要最低限でOKです。
【地震保険控除】
そもそも保険金が出にくい保険です。
なので、入っていること自体が無駄ということになります。
地震で被害を受けた場合、主要構造部分(屋根、外壁、コンクリートの基礎などの構造上主要となる部分)に被害が及んでいるかどうかで保険金が下りるかどうかきまります。
つまり、ガラスが全部割れてしまってもまったく保険金は下りません。
東日本大震災でも、被災した人の7割が一部損(保険金額×5%)でした。
控除になるからといって入っていても保険金が下りにくいなら、保険としての存在価値がありません。
地震保険入っちゃってる・・・
【医療費控除】限度額適用認定より医療費控除のほうがたくさん戻ってくると思ってる
ざっくり言うと医療費控除したほうがいいのは
・年間の医療費が10万円超えた高齢者
・コルセットや交通費、インプラントなどの自費が10万円超えた場合
です。
子育て世帯のママのためブログですので、この結論でいうと子育て世帯なら医療費控除より限度額適用認定を使え!です。
より詳しい計算結果や医療費控除の仕組みが知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
まとめ
・【生命保険控除】節税効果が低い。生命保険は必要最低限。節税目的で入るべからず。
・【地震保険料控除】地震保険はそもそも保険金が下りにくいので入っていること自体が無駄
・【医療費控除】子育て世帯は基本的に限度額適用認定を使う!
節税効果があるからと勘違いしている部分が多いですので、本当に必要なものかどうか、トータルでお得になるものを選びましょう。
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