ママがお金について学ぶべきたったひとつの理由

お金の知識

せっかく結婚したんだから、結婚当初のようにいつまでも仲良く夫婦円満に暮らしたいと誰でも思うもの。でも、なかなかそうはいかないのが現実なんです。

夫婦げんかの原因

20代から60代の男女を対象とした調査によると夫婦げんかの原因のトップは以下の通りだそうです。

・コミュニケーション不足

・生活態度

・育児、教育方針

・性格の不一致

・お金

この中でも「お金」についてはお互いの金銭感覚や価値観の違いで、かなり夫婦げんかの原因となりやすいんです。

たとえば、「妻の無駄遣い」。せっかく稼いできた自分の給料を好きなように使われては旦那様からしたらなにやってるんだ!といいたくなりますよね。

奥様からしても「夫の安月給」に不満たらたらだったり。

また価値観の違いで、本人は必要だと思っているものでも相手にとっては不必要としか思えないものだったら、それもまたけんかの種となりかねません。

愛さえあれば・・・

「愛さえあればお金なんていらない」って言ってる人は現実を知らないか、もしくは知ろうともしない人。

しかしながら十分な貯金があれば、結婚生活を良好に保てるというわけではありません。

結婚生活とお金の問題を両方クリアするためのアドバイス

としてつぎの3つを挙げておきます。

①目標を決め、プランをたてる

②経済的自立をする

③失敗しても責めない、あきらめない、間違いから学ぶ

まずは目標を決める。
これは、お互いにコミュニケーションとるためにも必要なことなので夫婦できちんと話し合いましょう。
ゴールがないとなかなか次へは進みにくく、また、ひとりだと「自分はこんなにも頑張っているのに、なんで・・・!」と被害者意識が出てきてしまう可能性もあります。
お金への価値観の相違を埋めるためにも、これは大事な工程です。

次に、経済的自立をする
今の時代「専業主婦になって、旦那さんに養ってもらう」と言っても、実際問題、家計としては結構苦しいのが現状ではないでしょうか。
子どもが増えるとなると、2人で暮らしていたときよりも食費だけでも月2~3万円ほど増えます。水道光熱費や保険の加入も考えるとなると月4~5万円はふえると考えておきましょう。

働き方も多様化し、政府も「副業解禁」を推し進めているなかで、ひとりの経済力、またはひとつの収入源だけをあてにするのは危険です。

ママなら子どものためにお金を少しでも残してあげたい、やりたいことを我慢させたくないという思いもあるはず。

そのためには自分自身が自立していく必要があります。頼ってばかりではいけません。この先何が起こるかわかりませんし、何か起こってからでは遅いんです。

そして、ぜひとも失敗してもあきらめないでほしい

あの松下幸之助さんも「失敗したところでやめてしまうから、失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる」と言っています。
失敗したと思っても無駄だったなんて思わないでそこから学ぶことが大事なんです。
わたし自身、投資でも保険の加入でもビジネスでも失敗したことはたくさんあります。
でも、なぜそれがいけなかったのかと学び始めたら、こういうことだったのか!とその失敗すらもいい経験だった、じゃあ今度は違う方法を見つけようと思えるようになりました。

行動をしたくてもできない人へ

そうはいってもすぐには・・・

という人にはまず

・お金の知識(ファイナンシャル教育)を身に付ける

・目標を設定する

・情報収集する

・つきあう人を変える

ことをオススメします。これはどれも大きな元手がかかるわけではありません。

お金の知識をつけることで、今まで損していたことやもっとお得なことを知ることが出来ます。最初から投資など難しい分野に取り組む必要はありません。節約の方法や毎月引かれている保険など身近なものから勉強していきましょう

そして、目標設定をします。上記でも書きましたが、これはとても大事なこと。
大きな目標でなくても大丈夫です。自分たちの生活であとどのくらい稼ぐ必要があるのか、どれくらい無駄なものを削減できるかなど現状を把握しゴールを決めます
お互いのお金の価値観の違いを埋めるためにもしっかり話し合う必要があります。

目標がきまったら、それにむかって情報収集をします。
投資を始めるひとは、どこの証券会社がいいのか、どんな投資方法が自分たちには合っているのかとことん調べます。

投資は怖いからやめた方がいいという人がいたら、その人は実際に投資をしたことがあるのか聞いてみましょう。
実際に投資をやっている人やったことがある人に話を聞くのが一番です。
登山でも全く道を知らないガイドより、経験のあるガイドを選びますよね。それと一緒です。

そして、つきあう人を変えるのも大事なこと。

自分がほしがっている情報を持っている人と交流をもつこと。そのためには、まずは自分がどういう人との知り合いたいのかどういう情報を知りたいのか公言することが大事です。そしたらおのずと向こうからいい情報が舞い込んでくるかもしれません。

まとめ

勉強にはお金がかかるというのなら無知にはもっとお金がかかります。
忙しい、お金がないを理由にして大事なものを失わないよう、かしこいママになりましょう。
そしてあとは実践するのみです!

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