22歳から投資をはじめ、友人から紹介された投資信託で120万円の詐欺にあい、
自分でFXをはじめた際には、欲を出しすぎてロスカットしてしまうなど痛い目に何度もあってきました。
そんな投資で痛い経験を味わったわたしが、これだけは守ったほうがよい!と痛感している基本的ルールです。
今現在も守り続けているこのルールのおかげで、自分をコントロールすることが出来、健全な投資につながっています。
わたしのように大きな失敗をしてほしくないからこその、基本的ですがとても大切な4つのルールです。
生活防衛費には手を付けない
生活防衛費とは、家賃・水道光熱費・食費などまさかの事態に備えて、最低限必要な額を貯めておくお金のことです。
生活防衛費は最低でも6か月分、できれば12か月分はキープしておくことをおすすめします。
投資をするなら、この金額の余った分を投資に回します。
健全な投資をしたいなら、生活防衛費は必ず設けて、絶対に手出しをしてはいけません。
投資にお金を回しすぎて、必要な時に必要なお金が引き出せないというのは避けなければなりません。
刺激的な話には近づかない
絶対に儲かる!元本保証など刺激的ですばらしい!と思えるような投資話には近づいてはいけません。
そりゃ当然だろ、と感じられるかもしれません。
しかし、実際に話を持ち掛けられて、
「あなただけに特別に」「ほかの人には秘密」「なかなか出回らない話」なんて甘い言葉を出されると、興味を示してしまうんです。
ちなみに国内で投資信託で利益率10%以上というのはない!と考えていいです。
あったとしてもリスクが半端なく高い!!
もしも
なんて言われたら詐欺だと思ってください。
そんな美味しい話めったに降ってくることはありません。
もしそんな話があったとしてもあなたのところには降ってきません。
なぜそういう類の話をされるのか?
それは、カモにされてるんですよ。
少ない資金しかもっていない人で、しかも投資経験もないような人のところになぜそんないい話が来ると思いますか?
そう、カモにできるからです。
これはわたしがあまい言葉に乗ってしまいカモにされたお恥ずかしい話です。
現実的な目標を立てる
まだ下がる、まだ上がる、なんて欲を出しすぎてはいけません。
「ああ、もうちょっと待てば利益がもっと出たのに・・・」
というのは常につきものです。
しかし、それは常に結果論でしかありません。
現実的な目標を立て、利益を得たことに(もしくは損失が少なく済んだことに)充分!よくやった!と無理やりでも思わなければなりません。
そうでなければ、自分を制御できなくなるからです。
確実に、確実に、確実に利益を確定する。
非現実的な目標は大きな間違いをおかしやすくします。
ちなみにわたしは利益を追いすぎて、3度ロスカットされてしまいました。
合計で120万円の損失です(泣)
欲を出しすぎて、自分をコントロールできなかった痛い経験です。
損をしても、その損を投資で取り返そうとしてはいけない
たとえ損を出したとしても、その損失を投資で取り返そうとしてはいけません。
損失を取り返す方法は、「懸命に働いて収入を増やす」ことです。
投資初心者が過ちをおかしがちなのが、損失が出てしまった時に正常な判断ができなくなってしまうことです。
そして、その埋め合わせをするためにさらに投資をする。
正常な判断ができない状況での投資はさらなる損失を招きます。
懸命に働くのは嫌だ!!という人は、利益を増やすことにフォーカスを置くことより、損失を少なくすることに重きを置くことです。
まとめ
投資初心者が絶対に守るべきルールとして、以下の4つを紹介しました。
・生活防衛費に手を付けない
・刺激的な話には近づかない
・現実的な目標を立てる
・損をしても、投資で取り返そうとしない
はじめて投資をするとなるとハードルは高いです。
しかし、投資をしないという選択肢ができるのはお金持ちだけという時代です。
投資経験を少しずつ積み、健全な投資を心掛けましょう。
そのために今回紹介した4つは必ず守ってくださいね。
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